貧困層の救済は地主の救済から?
失業者、貧困層の救済は待ったなしの所に来ているという報道があふれているが、その対策は経済の復活からと、判を押したように同じ事を言っている。
しかも経済の復活がどのようにしてて救済に役立つかという説明が抜けていて、そんなことは自明だといわんばかりである。しかしその自明が崩れて今の状態が起きているのではないか。経済の復活が唯一の手段であるという論証がどこにも述べられていない。
ある時は経済のあり方がおかしいといい、ある時は経済復活が万能のようなことを言うのは思考停止の典型ではないだろうか。
昔も地主の恩恵で小作人は生きていけるとされ、生かさず殺さずの制度が維持されてきたが、今は「経済」という言葉が「地主」に置き換わっているだけで、メディアがそれを助長している。
持続可能な地球環境の維持が叫ばれる今、経済成長は禁句で、限られた資源をいかに分配するかが政治に科せられた使命の筈で、経済成長至上主義の世の中にまかせっきりで、政争に明け暮れるムダそのものの議員は要らない。
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